原作『グランブルーファンタジー』の世界観を参考にしたオリジナルやる夫系スレのWiki

壁……否、この部屋の主サヴァン・ティエルは朝一番にマーケットに向かい、大量に荷物を抱えて部屋に帰ってきた

『おい、今誰が壁って言った!』

言ってません、ええ言ってませんとも

『幻聴ですか、ヤバいですね朝からずっとマーケットを歩いてご飯を食べてませんでした』
『でも、完成するまで我慢我慢』

チョロいなこの壁

『あ゛?』


なにはともあれ、必要な材料は全部そろった、お金がまた無くなってしまったけど
これから作るものが売れればなんとかなる、売れなかったら皿洗いでも何でもしよう
そう思い、買ってきた荷物からいくつか必要なものを抜き取り、自前の調剤器具の所に駆けていく。

『〜〜〜♪』

タタンタンとまな板の上で踊る包丁の子気味良いリズム
次は乳鉢に入れた固形物をトントントンと軽く突き、ゴリゴリゴリと細かく擂り潰す
ビーカーで弱火にかけ、ぐつぐつと沸騰させてた水の中に、先程刻んだものをサッと入れて煮る。


暫くすると、少し鼻につくツンとした匂いが広がってくる
目じりに涙が浮かぶがグッとこらえて、先ほど擂り潰し粉末にしたものを投入
続いて何かの鉄片と木炭を加え、なにやらブツブツと唱え始める。

『ルクス……アドレ……レモラ……リベラ!!』

その言葉と共に、軽い爆発が起き部屋は白煙に包まれる
暫くすると煙は消え、ビーカーの底には何やら丸い塊……丸薬が鎮座してた

『出来ました、名付けてピカピカ丸!です』ドヤァ
『目くらましの方が便利って言葉と、私の閃きと努力の結晶です、早速試してみましょう』


森の奥から、ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!! イイッ↑タイ↓メガァァァ↑と聞こえてきたけど、これはコレで成功だったので売れましたとさ

どっとはらい

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